【短編】極道彼氏!~あたしの虜~
ぷくっと膨れると頬をツンツン触る篠原くん。



「じゃあ気をつけてくださいね?」



「うん!」



篠原くんの笑顔がなんだか、可愛くてあたしは幸せな気分だった。



なんでこんなに篠原くんと居ると安心するんだろう?やっぱりお兄ちゃんみたいな感じだからかな?


昔からずっとあたしは、一磨のお姉ちゃんで、親戚は皆年下ばかり。だから自然とお兄ちゃんとお姉ちゃんに憧れた。


篠原くんと言うお兄ちゃんと言うか、彼氏が現れてから、あたしは変わったかな?まだ少ししか会ってないのに…



破壊魔は…例外だし…空気と同じ扱い。居ても居なくてもどうでも良い感じだから。



だから…
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