【短編】極道彼氏!~あたしの虜~
たくさんあるな!!松茸マンか。うわ~せ千円!?高すぎ!!



「ショボいな?この店は…こんなん買う奴が居るのか?」



不意に聞こえた声。振り返るとそこには、篠原くんと話していた桐生とか言う人が居た。



乱暴に肉まんを取ると、じーっと見ている。なんのために、サングラスを頭の上に置いてあるのかも良く分からない。



「こら!!!!!」



思わず腹が立ったあたしは叫んで居た。


「なんだ?メスブタ」


メスメスメスブタ!?あたしが!?人間と言う生物なのに!?



桐生の言葉にあたしは、がっくり肩を落とすと奴は、口の端をつり上げ笑う。
イケメンの部類に入る奴だが、あたしには恐怖だけが残る。
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