らぶ米でぃ!

「先に俺んちに寄ってくから。」

と途中で八十八のとこに向い


「お前たちちょっと待ってろ。」

って八十八が言ったのに


「俺も行く!」

って俊太が車を降りちゃったので


「私、ここで待ってるから。」

一人で車で待つことに・・・


数分後――――

先に戻って来た俊太


「俊太、八十八の部屋でH本でも探してたとか?」

車から降りて俊太の持つ荷物に目をやると


「え?ま、まさかぁ~。

これは・・・」


何?

「その荷物は?」


私が聞き返すと

「俊太、DVDならあるぞ。あとで貸してやる。」

とか言って俊太の後から八十八。


「ほ、ホント?」

八十八の方を振り返り


ちょっと声が上ずる俊太。


「何のDVDなわけ?」

睨む私に

「な、なんだろう?」


ごまかしながら

ハッ!とした顔になって


「え、映画のだよ。ね、八十八兄ちゃん?」


何だか変な俊太。


八十八の方

八十八の・・・後ろを気にしてる?


「あのぉ・・・こちらは?」


小声でそう言って八十八の後ろから顔を出したのは


サラッサラのロングヘアーに透き通るように白い肌の美少女


ダレ?

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