らぶ米でぃ!

「川崎俊太です。よろしくお願いします。」


俊太が頭を下げた。


俊太だ!

本物の俊太だ!



「川崎くんの席は、そこ米倉の隣な。

おい!米倉!

米倉、カッコイイのは分かるがそんなに凝視してると川崎くんに穴が開くぞ。」



え!?


あ・・・


「私ですか?」


バカみたいな返事をすると


「ああ、米倉お前だ。

授業に身が入らないとか言うなよ。」


教室中で笑いが起こった。



「米倉さん、授業に身が入らなかったら席変わってあげるよぉ。」

女子の誰かが言った。


それから俊太が私の隣の席へ・・・


「よろしく。」


席に着くと同時にそう言って俊太が机をくっつけてきた。


「え?な、何?」


「何って教科書。」


「教科書?・・・

ああ・・・そ、そうだよね?」



分けわかんなくなってる私。


けど

俊太がここにいる。

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