生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜


「ミドリ、先に中庭に行って驚いたフリして。もしかすると、捕まるかもだけど我慢してね?」

「はぁいっ!!」

 立ち上がり、手首足首をクルクルし、中庭へ向かう。

 全神経を集中させ、イヤホンから聞こえてくる音に耳を傾けた。

『おい。静かにしろよ』

『静かにすれば痛くてねぇんだから』

『んんーっ!!!』

『いい加減諦めろや』

『………っ』

 カランという音と、誰かの息を呑む音。

 ……ミドリだ。

『シマ、クワ、あの女捕まえて来い』

『うーすっ』

 今の段階で聞こえてきた声からすると、アライを含め6人。

 声が出ないフリをしているだろうミドリが捕まり、後はタクと私が向かえば良い。

『やっ、ヤダ……。来ないで…』

『いいじゃん。これから、気持ちいーことするんだし?』

『初めての快感にやみつきになっちゃうかもね』

 コイツら……!!

 私のミドリをっ!!!


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