生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜
「あー!ホント、嫌になっちゃう」
「は?ざけんな、動くんじゃねぇよ」
「ミドリ、良いわよ」
私にニッコリ笑い、ミドリの両脇にいる男達にエルボーを食らえる。
伸びをしながら首を回すミドリは、再び微笑んだ。
「生徒会より、通達よ」
「は?……おい、行くぞ」
「残念だが、それは断る」
「我が校生徒に恐喝及び強姦で、退学を希望する」
「希望、だけだろ?抜けたこと言ってんじゃねぇよ」
「ふふ。残念、ね。
生徒会は校長、職員から絶大な信用を得ているのよ?
それに、先ほどの会話はすべて録音済み。
おとなしく、校長室に来ていただけるかしら」
ゆっくり口角を上げて微笑めば、舌打ちが聞こえてきた。
あら、頭に血が上ってるんじゃない?
パキパキ、と指を鳴らす音と共に「……殺れ」と、短い命令。
やれ、の『や』が、随分と物騒ね。