からんころん
「…用がないならもう行く。じゃあな」
「あ…っと、また…またどこかで会える!?」
「……知らん」
一言そう答え、誠也はバイクで去って行った。
「知らん…か。あっ」
誠也と入れ違いで千夏が公園へやってきた。
「千夏ちゃーん!こっち」
手を振る実果子に気づいた千夏は、満面の笑みで近づいていった。
3週間ぶりの再会…
実果子の目にはやっぱり千夏はまぶしいくらいにキラキラと見えた。
「ごめんねー、なんか色々忙しくってさぁ」
「ううん。また会えて嬉しい!」
「うちの運転手は遅いねー。まだ寝てんじゃないのかね?あの人肝心なときに…」
千夏がぼやいたのも束の間、ピカピカの黒ボディーの車が到着。
2人を乗せ、一路浜田へ向かった。
「超すごい花火見つけてさぁ、たくさん持ってきたからやろうね!」
「うん!」
「〇♀%☆*〃◎∑♯▼○@Ε♪?」
「そうだね」
「×#◇♂&△※ΡⅢ!♭〒★¥§Θ」
「千夏…ちょっとうるせえ」
千夏は絶え間なくしゃべっていた。