君色 **空色**
「手伝いとか言いながら、柏木と元サヤに戻ったんだろ?」
突然の彼の言葉に、私の頭は全くついていけていなかった
彼の言葉を聞いて「え!?」と驚く山下くんが視界の端に映っているのを感じながら、私は首を傾げた
私と辰にいが元サヤ?
えーっと……何の事なんだろ??
『誰が言ったんだ、そんな事!!』と思いながら、私はとりあえず彼の言葉の意味を確かめるべく「何言ってんの、岩崎くん……」と言葉を発した
「俺さっき見ちゃった、お前が柏木の事好きだって言ってるとこ……」
さっき……
その言葉に辰にいの最後のセリフを私は思い出した
『どっかの野良犬を見かけた気がしたから』
気じゃなくて、見かけたんじゃん!!
ようやく誤解の理由が分かり弁解しようと私が口を開いた瞬間、それは彼によって阻止された
突然の彼の言葉に、私の頭は全くついていけていなかった
彼の言葉を聞いて「え!?」と驚く山下くんが視界の端に映っているのを感じながら、私は首を傾げた
私と辰にいが元サヤ?
えーっと……何の事なんだろ??
『誰が言ったんだ、そんな事!!』と思いながら、私はとりあえず彼の言葉の意味を確かめるべく「何言ってんの、岩崎くん……」と言葉を発した
「俺さっき見ちゃった、お前が柏木の事好きだって言ってるとこ……」
さっき……
その言葉に辰にいの最後のセリフを私は思い出した
『どっかの野良犬を見かけた気がしたから』
気じゃなくて、見かけたんじゃん!!
ようやく誤解の理由が分かり弁解しようと私が口を開いた瞬間、それは彼によって阻止された