【番外編】幼なじみの恋心
それでも、この気持ちをごまかすことはできなかった。


そして突発的というか…衝動的な告白から数日。

学校が午前授業で部活もない日。

授業がなく、解放的な気分だった。

…でもだからといって、帰るのはつまらない。

そう考えて電車には乗らず、外を適当に歩いていた。

道を歩いていた時、すれ違うスーツ姿の男性2人の会話が耳に入った。



「今日の営業はこれで終わりだな。」

「そうですね。これで営業実績上がるといいんですけど。」



その2人はサラリーマンらしく、会社に戻る途中のようだった。
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