恋するgirl☆☆~②~
学校を出てから、次に着いた場所は、
噴水のある広場。。
「ここで、瞳と孝幸は気持ちが繋がった。」
「うん。ここで、ロンドンに行く孝幸と最後のデートした。」
「それで、俺からのプレゼントで孝幸と再会した。」
ベンチに座った私に、ポケットに手を突っ込んだまま、そう続けた。
16歳の誕生日、大チャンからのサプライズは孝幸との再会だった。
あれは、一生忘れないよ。
大チャンは、私の横に座ると…
「今日、楽しかったか?」
「ん。最高の誕生日だった。」
「そりゃ良かった。」
「ねぇ、大チャン。」
「ん?」
「幼なじみでいてくれてありがと。…大好きだよ。」
「・・・」
あれ?
何にも言わない大チャン。横を見ると、照れ隠しなのか両手で顔を覆ってる大チャン。