【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「返してよ!」


あたしは叫んだ。


「あたしのお金、返してよ!!」


「あんたの金ねぇ」


母はあざ笑うようにあたしを見た。


「援助交際でもして、あんな大金もらったのかい?まったく薄汚い子だねぇ。」


「そうさせたのは、誰よ!」


あたしは叫んだ。


「体を売りたくなんかなかった。でもそうするしかなかったんじゃない!!」


「ふーん、そうかい。使われたくなかったなら、もっとましな場所に隠すべきだったね。子供の金は、親の金さ。親のわたしが使って、何が悪い」




母のその言葉に、あたしの心の中で、かろうじて持ちこたえていたものが、ガシャリと崩れ落ちた。


もう我慢できない・・・!


もうこれ以上は・・・!!


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