7日目の恋
「陽君?どーしたの?」
「え?あ…ごめん考え事してた」
「さっきから凄く怖い顔してるよ?」
え…俺そんな顔してた??
「何考えてたの?」
大きな瞳が俺を見つめる…
不覚にも何処かで…
胸が高鳴ってる
自分がいた。
この子にはなんでも見透かされてるような……気がした
「凄いちっちゃな事なんだけどさ…」
「うん」
「俺は桃太郎の話でいうと鬼なのかな?ってさ…な?変な事だろ?」
「………」
「いろんな人を困らせて…迷惑かけて…ホントどうしようもない奴なんだ―…」
やばい…
なんか
口が止まらない……
「俺は…鬼……なんだ……」
朝の学校の事もそう…
何も聞いてないのに一人で突っ走った…
恵美子を泣かせてしまった。
いつも周りから怖がられてる……
「俺は……」