婆ちゃんの恋物語
お爺ちゃんにまた、来るからと挨拶して、皆の居る下の空き家に戻ったん。





うちが目が覚めた時、もう、暗くなってて、皆、家族、知人とグループに分かれ、5つの部屋に分かれたん。傍に、誠さんと。巧君のお母さんとお父さんとお父さんの友人家族が一組、部屋に居たん。

「よう、寝てたなあ。顔色が、良くなったわ。」
うちは、靖ちゃんを目で探してたん。
部屋の隅で、青い顔して、巧君とボソボソ話してるのが、見えてホッとした。
「靖ちゃん、帰ってたんや。お母さんに会えたん?。巧君と見に行ったんやろう。」

「お爺さんは、居はったんやけど、靖ちゃんの家族は、土砂崩れで、あかんかったんやて。今は、そっとしといたろなあ。」
誠さんは、巧君に聞いたと話してくれたん。

靖ちゃんに、声をどないかけたら良いんやろう。同じ部屋に居るのに、なんか、部屋の隅に座る二人の周りを見えない壁が覆ってるみたいな気がしたん。
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