婆ちゃんの恋物語
6月に入って、相変わらず、1日おきに誠さんと巧君とおっちゃんと捕虜兵の三人を荷台に乗せて、大阪に、材木を運んでたん。
6月7日木曜日、
「行ってくるわ、靖ちゃんも来るか?」
「巧、危ない場所に、嫁さん連れて行ってどないするんや。」
「アボジは、うるさいなあ〜。」
バタバタ出掛ける巧君を愛おしいそうに、ニコニコ見てる。靖ちゃんは、最近、笑顔が出てきて、うちも、つられて笑えるようになってたん。
「麻ちゃん、行ってきます。」
誠さんは、うちに向かって敬礼して笑ってる。
少しやけど、幸福やなって、思えてたん。
トラックを見送ったんは、鶏が鳴いた時、力いっぱい手を振って、何時ものように、うちは、畑に行きかけたん。
「麻ちゃん、お母さんが、お茶入れたから、部屋によってって。」
6月7日木曜日、
「行ってくるわ、靖ちゃんも来るか?」
「巧、危ない場所に、嫁さん連れて行ってどないするんや。」
「アボジは、うるさいなあ〜。」
バタバタ出掛ける巧君を愛おしいそうに、ニコニコ見てる。靖ちゃんは、最近、笑顔が出てきて、うちも、つられて笑えるようになってたん。
「麻ちゃん、行ってきます。」
誠さんは、うちに向かって敬礼して笑ってる。
少しやけど、幸福やなって、思えてたん。
トラックを見送ったんは、鶏が鳴いた時、力いっぱい手を振って、何時ものように、うちは、畑に行きかけたん。
「麻ちゃん、お母さんが、お茶入れたから、部屋によってって。」