婆ちゃんの恋物語
開けた戸の上がり口に、立ったまま、すまなそうに、声をかけて来はって、
「僕らみたいな子供は、学校に行っても、解らんで、勉強ついて行かれへんし。虐められる。
少年兵に志願したら、日本人として扱ってくれるから虐められる事も、無いしご飯も食べれるって、親戚のお兄ちゃんに聞いててん。お兄ちゃんは、赤紙が来て軍隊に入ってもたけど、日本軍人として戦艦に乗ったって聞いたら、僕も、って思うんよ。」
「日本人である事より、命の方が大切やないん。兵隊に行って帰って来れなくてええの?。お母さん。お父さん、泣かしてもええの?。」
「僕は、お父さん、お母さん、大切な人を守る為に行きたいねん。」
反戦思想の誠さんの傍にずっと一緒にいるから、
誠さんは、戦地に行け言われたら、山の中か、何処かに、隠れてるって、戦地になんか、絶対行かないって言うてたから、巧君も同じやと思ってたのに、
「僕らみたいな子供は、学校に行っても、解らんで、勉強ついて行かれへんし。虐められる。
少年兵に志願したら、日本人として扱ってくれるから虐められる事も、無いしご飯も食べれるって、親戚のお兄ちゃんに聞いててん。お兄ちゃんは、赤紙が来て軍隊に入ってもたけど、日本軍人として戦艦に乗ったって聞いたら、僕も、って思うんよ。」
「日本人である事より、命の方が大切やないん。兵隊に行って帰って来れなくてええの?。お母さん。お父さん、泣かしてもええの?。」
「僕は、お父さん、お母さん、大切な人を守る為に行きたいねん。」
反戦思想の誠さんの傍にずっと一緒にいるから、
誠さんは、戦地に行け言われたら、山の中か、何処かに、隠れてるって、戦地になんか、絶対行かないって言うてたから、巧君も同じやと思ってたのに、