DOLL・・・ ~秘密倶楽部~

 心臓が...

 破裂..しそう...//


バクバクする心臓を抱え
部屋に飛び込んだ乙羽は
その場でヘナヘナと座り込む


 ぁたし...
 何やってんだろ...

 覚悟して、ここまで
 来たはずなのに...


「はぁ...」


深いため息と共に
膝を抱える乙羽




どのくらい
時間がたっただろうか...


部屋の向こうから
聞こえる物音に
乙羽は少しだけドアを開け
リビングの方を覗き見る


柊音の部屋のドアが開き
キッチンから灯りが漏れている



 ...?



乙羽がキッチンへ行くと
柊音がトイレで苦しそうに
むせ込んでいる


「...ゴホ!ゴホ!」




「...大丈夫?」


乙羽は柊音の背中を
優しくさする


「...見んなよ
 ..カッコ悪いだろ//」


「...クス」


乙羽は柊音から
視線を外し
背中をさする


しばらくして
少し柊音が落ち着くと


「お水...
 取ってくるね」


そう言い乙羽は
キッチンからミネラルウォーターを取り
戻ってくる


「ハイ」


柊音はそれを
一気に飲み干し


「サンキュ...
 
 だいぶ、楽んなった
 寝る...//」


そう言ってヨロヨロと
自分の部屋へ戻って行く
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