DOLL・・・ ~秘密倶楽部~

夕方になって
ようやく部屋から
出て来た柊音


「ぁー...
 
 最悪...
 まだ、頭痛てぇ...」


そう言いソファーに
なだれ込む

乙羽はすぐにキッチンから
ミネラルウォーターを持ってきて
柊音に手渡す


「ハイ...大丈夫?」


「サンキュ...

 ぁーもぉ、最悪...
 きっと、あの酒が
 悪かったんだな」


「?」


「メンバーにさ
 成瀬っていう
 頭が完全に
 イっちゃってるヤツが
 いんだけどさ...

 そいつが昨日
 持ち込んだ酒が
 超! 怪しくてさ

 何か漢方みたいな
 独特なにおいがするわ
 甘いわ、クソ不味わで...

 罰ゲームでショットグラスに
 3杯くらいしか
 飲んでないけど
 このザマだよ...」


「クス...」


「笑い事じゃねぇ...」


顔をしかめ
ミネラルウォーターを
飲み干す柊音


「ぁ..
 何か食べる?」


「何かあんの?」


柊音がキッチンの方を見る


「ぅん//

 ぉかゆ..をね
 作ったの...//

 でもまだ
 気持ち悪いなら
 食べられない...」


「食う!!
 食う!食う!」


「大丈夫?
 
 気持ち悪く
 なっちゃうかもよ」


「じゃ、また
 背中さすってよ」


そう言い前髪をかきあげ
悪戯に微笑む柊音


 ドキ..ン...//


その妖艶さに思わず
乙羽の心臓が
正直に反応を示す


 ぁたし...
 何ドキドキしてんだろ...
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