DOLL・・・ ~秘密倶楽部~
あっという間に
服を脱がされ全身で
柊音の体温を感じる
柊音の体...
まだ熱い...
熱...
また...
上がったんじゃ...
柊音の体調が心配で
集中できないでいると
「ハァ...ハァ...
何...考えてンの...
俺に集中して...」
興奮した柊音の低い声が
乙羽の耳元に囁く
その瞬間
何も考えられなくなる乙羽
ヤダ...
柊音の身体が
心配なのに...
柊音の手が...
唇が...
あたしの思考を鈍らせる...
激しく柊音に
求められるまま
乙羽の頭の中は
真っ白になっていく
ダメ...
もぅ、何も
考えられない...
乙羽の体がビクン...と
敏感に反応を示す
そんなわずかな反応を
逃すことなく
柊音が一気に
乙羽を貫く...
二人、同時に果てると
柊音は息を切らせながら
乙羽の側に倒れ込む
乱れる呼吸を整えながら
乙羽の首元に
腕をすべり込ませ
優しく乙羽を
抱き寄せる柊音
荒く浮き沈みする
柊音の胸の中で
ずっと...
こうしていたい...
ずっと...
柊音の側に...
いたい...
あたしは
自分の現実を
受け入れられなく
なっていた
もぅ...
あの場所には
戻りたくない...
冷たい...
DOOLL部屋を
思い出しただけで
身体が震える
「寒い?」
柊音が乙羽に
毛布をかける
「...//
仕事..行けそう?」
「ぅん...
もうすっかり熱も
下がっちゃったみたいだし
最初からこうすれば
よかったんじゃね?」
柊音がペロっと舌を出す
「もぉ//」
赤くなる乙羽を抱きしめ
額に唇を寄せると乙羽は
くすぐったそうに
子供みたいに肩をすくめる
「クク...
子供みたい」
柊音が乙羽の言葉を真似すると
「毎日、看病してもイイな...」
すかさず乙羽も
柊音の口調を真似する
「何だそれ?
全然、似てねぇーし」
「ぇ~
似てるよ~」
口をとがらせる乙羽
「どこがだよ」
「この口の...」
乙羽と過ごす時間は
甘いまどろみのようで
何時間でもこのまま
こうしていたいと
思ってしまう...