DOLL・・・ ~秘密倶楽部~

マネージャーに送ってもらい
予定よりもずいぶん早く
家に帰り着いた柊音


ガチャ...

いつもなら
玄関を開ける音で
聞こえるスリッパの音が
今日は聞こえない


「?」


柊音は慌てて靴を脱ぎ
リビングへと入っていく


 ホッ...


リビングのソファーで
小さく丸くなり眠る乙羽


 夕べ一晩中
 俺についてたもんな...


部屋の中はキレイに片付き
柊音の部屋のベッドのシーツまでも
綺麗に交換されている

柊音は乙羽を
優しく抱き上げる


「...シ、シオン//」


驚く乙羽の唇に
KISSをする柊音


「//」


「だから!!
 
 こんなトコで寝たら
 風邪ひくだろ?」


「...ぅぅ、ゴメンナサイ//」


「クスッ」


「早かったね」


「そぅ?」


「ぅん..//」


「...」


「...ぁ、ぁの」


「ぁ、俺、弁当買ってきた」


そう言い柊音は
乙羽を腕に抱き上げたまま
買ってきたスーパーの袋を
取り上げる


「...ぁ、ぁの//」


「ん?」


「ぉ、降ろして...//」


「ぇぇ~!! ヤダッ!!」


乙羽を腕の中に
力いっぱい抱きしめる柊音


「ヒャァ~~~///」


「クククッ
 何、その声」


「///
 もぅ、降ろして!!」


「大丈夫だよ
 俺がココで
 食べさせてあげる」


「ヤダ~ ><。」


「何でだよ!」


「だって...
 味も何もわかんない//」


乙羽は柊音の腕の中で
頬を赤らめる
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