長くて短かった月日
楽しく辛い日々
それから、退院してもリハビリで来ているうちは駄目よ。」
「何でも良いや、判ったよそれじゃぁ、明日からリハビリ入れてもらわないといけないな」
「ハハハハそれは、無理最低でも三週間動かす事が出来ないよそれからリハビリに入って二週間位係るんじゃないかな」
「エッ、そんなに 参ったな 勘弁してよ。そうかそんなに時間がかかるなら、メールアドレス教えてよ。時間が有るならその間に俺の事もっと良く知って欲しいから、一杯送るから暇な時に返してくれれば良いから」
「少し考えさせて」等と話しをしている間に中々迎えに来なかった病棟の看護士がやって来た。少しの間申し送りをし俺の乗ったストレッチャーをエレベーターに運んで行く二階の一番奥の部屋の俺のベットに運ぶのだ。
彼女は、俺を送り出したら終わりなのに、少し遅れて後ろから着いて来てベットに移すのを手伝いしかも、電気毛布を手配し持って来た毛布を掛けてくれその後も少しの時間ここに居て血圧や体温を計った後もいたので、
「有り難う、後は大丈夫だよ。まだ仕事有るんでしょ。」と、言うと
「うん、じゃあ後頑張ってね」
「有り難う」と、言うと
いきなり俺の手を取りギュッと握り直ぐに部屋から出て行った。俺の手の仲に小さい紙切れが残っていた広げてみるとメールアドレスが書いて在った。その後暫くすると体温が上がりナースコールで部屋持ちの看護士を呼び氷枕をもらい熱を下げる様にしていたが水も飲めず苦しんでいた。未だ麻酔が効いているので腸が動いて無いので飲む事が出来なかった。勿論食事も出来ない状態であった。その頃に同じ部屋で俺のベットの反対側に手の指の病気で入院している青年が気にしてくれて、顔を出して、
「山田さん、大丈夫ですか何かあったら、俺に出来る事が有るなら言ってください」と、言ってくれた。
俺は
「有り難う 今喉が渇いている位かな未だ飲めないから仕方ないよね我慢するよ。それから何だか熱が出て来たみたいだから夜中に看護士さんに、来て貰ったりするから迷惑に成るかもしれないけど我慢してね頼むよ」
「判りました。そんな事気にしないで下さいよ。山田さん、一つ聞いて良いですか さっきの看護士さんは、奥さんですか。」 「違うよ 何でそんな事聞くんだい」
「済みませんさっきチラット見てしまって何だか親しそうだったんで何となく」
「城くん、君に言わ
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