魔王さま100分の2

「……う」

アイオネは、さすがに躊躇する。
ヘナはかまわず、引っぱる。

小さい、なんとも払いづらい手。

アイオネは申し出を断るタイミングを逃し、ヘナに連れられていく。

他の出席者達は、そんなアイオネが新しい席につくまでじっと待つ。

「どうぞ」
「うん」

かっこ悪いことの連続で、しょんぼりすわるアイオネ。

その隣にヘナが座りなおすと話し合いが再開する。

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