魔王さま100分の2

「おまえは遅れてきたから分からないだろうが、俺達は夕暮れどきからずっとここにいるんだ。飯ぐらい食わせろ」

アイオネは、助けをもとめてエミリオを見る。
エミリオとは、イアリミアに来てからの知り合いだ。

エミリオは、アイオネと顔をあわせると穏やかに言った。

「実は私もお腹がすいていました。食事を出していただけるのはありがたい」

「しかし、幽霊船についてより具体的な対策を火急に決めなくては」

アイオネは、語気を強めた。
代表達はまあまあとアイオネに落ち着くように言う。

「もちろん食事後に話し合いを続けます。あくまで一時の休憩です」

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