逆×LOVE
そして体に痛みが走る....と思ったら、さっきのスタイリストさんが俺を支えてくれていた。

っつってもすぐに2人で倒れちまったんだけど。

気付くと、俺がスタイリストさんの上に覆い被さるように倒れてて、個人的にこれはかなりヤベェぞと思った。

俺今こんな格好してるけど男だし!

しばらくしてスタイリストさんに「大丈夫ですか」と聞かれて、色々と考えていた俺はハッと我に返る。

「すいません...」

とりあえずスタイリストさんに謝りつつも顔を上げるとそこには....



憧れであり、
ファンであり、
探していた人物。


水無月が、いた。


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