恋愛上等!~不良な彼氏~


奏斗がセリフを続けるも、客席はシーンとなったまま。



エェーーッ!


誰も笑ってないー!!


何で?何でー?



「こりゃあ、明日っから大変だな」


隣で律がボソッと呟いた。


大変?


「頑張れ、小夏!」


律が笑って言ってるけど、私は予想外の展開に呆然としていた。



─────…………



「お疲れー」



劇が終わると同時に、私と律は舞台裏に行った。


劇は大好評で、終わってからも拍手が鳴り止まなかったほど。


…私の計画が。



「小夏ちゃん!どうだった?」


由奈が私に抱き付きながら聞いてきた。


「すごい可愛かったよ」


「何甘い言葉吐いてんだよ」



抱き返す私に、奏斗が呆れながら言った。


だぁって、かわいーんだもん!


あーあ、私が王子やりたかったな。


.
< 158 / 269 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop