泡姫物語

なんかちょっと湿っぽい雰囲気。
いや、私達はそんなネガティブな性格じゃない。

「そんなんじゃダメだよ愛子!私も前向きにいこうって決めたんだからふたりで恋愛成就させようよ」

「そうだね!私も積極的にならないとね」

「ところでデートって愛子から誘ったんだよね?どこ行くの?」

「買い物に付き合って貰っている間の会話でね、私のスイーツ食べたいって言ってくれたから昔みたいに新作の試食してほしいって誘ったんだ」

「じゃあ愛子んちに行くんだ」

「ちょっと緊張しちゃうけどね」

「私は愛子のことも修のこともよく知ってるからよき仲介者になれると思う。応援しちゃうよ」

「ありがとう。頑張ろうね」

話に夢中になって気がつくと、とっくにミルクティーを飲み干していた。
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