泡姫物語

そのまま家に泊まった愛子は翌朝私より先に起きてパンケーキを焼いてくれていた。
私はその甘い匂いで目が覚めた。

「おはよう友紀。ちょうど朝ごはん出来たよ。一緒に食べよ」

テーブルの上にはパンケーキにメープルシロップ、オレンジジュースが並んでいる。

「美味しそう!いただきまーす」

愛子のパンケーキは甘くてふわふわしている。
こういうのって性格出るんだろうな。

「ねぇ朝ごはん食べたら少し早めに出発しない?」

「いいけど、どこか行くの?」

「ふたりの恋愛成就を祈願して絵馬書きに行こうよ」
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