DEATH LIFE
 「さて――アユは始末書を提出ね」

 始末書……

 どこまで現実味の溢れる世界なんだ――

 「え!?直ぐですか?」

 「勿論、早急に上に報告しないと面倒な事に成り兼ねないからね」

 「いや……今日は……その、予定が――」

 再びブルーの瞳から見えない矢が飛び、アユへ突き刺さる。

 「うぁ……わかりましたぁ」

 アユはうっすらと涙を浮かべて、入口近くにある書類が山積みにされたデスクへと座り、呟いた。

 「バーゲンが……」
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