迷子のコイ
「・・・大丈夫か?」
廊下で転んだあたしに
ヒトリの男のコが声をかけてきた。
「・・・佐伯・・・くん」
あたしは廊下に転んでる姿を
カレに見られたのがはずかしくて
あわてて立とうとした。
そんなあたしに
カレが手をさしのべてくれる。
「アリガト・・・」
あたしはドキドキしながら
カレのその手に
自分の手をかさねた。
すると、それを見ていた沙紀ちゃんが
みんなに聞こえるような大声で言った。
「アイリはホント、モテていーよねぇ。
友達のカレにだってモテるし、
ホント変わってほしーよ!」
沙紀ちゃんのその言葉に
あたしは立ち上がりながら
カオが赤くなっていくのを感じた。
恥ずかしくて恥ずかしくて
うつむいたまま
カオをあげられなかった。
廊下で転んだあたしに
ヒトリの男のコが声をかけてきた。
「・・・佐伯・・・くん」
あたしは廊下に転んでる姿を
カレに見られたのがはずかしくて
あわてて立とうとした。
そんなあたしに
カレが手をさしのべてくれる。
「アリガト・・・」
あたしはドキドキしながら
カレのその手に
自分の手をかさねた。
すると、それを見ていた沙紀ちゃんが
みんなに聞こえるような大声で言った。
「アイリはホント、モテていーよねぇ。
友達のカレにだってモテるし、
ホント変わってほしーよ!」
沙紀ちゃんのその言葉に
あたしは立ち上がりながら
カオが赤くなっていくのを感じた。
恥ずかしくて恥ずかしくて
うつむいたまま
カオをあげられなかった。