時を越えて君に
発表会を終えた後、少女はもじもじしながら湊に問いかけた。




「それで………疑いは晴れましたか?」



「ああ、もちろんだ」




ニコッと微笑んでやる。



少女はぱあっと太陽のような笑みをした。




「それじゃあ…」



「ああ、お前は変な女だ」



「晴れてないじゃないですか!!!」



「何を勘違いしている。

お前が変な女なんじゃないかってことが確信に変わったんだ」



「私、変な女じゃないです…」




小さく縮こまり、しゅんとなる少女。



少女は明るくなったり、怒ったり、暗くなったり、ころころと表情を変え、とても忙しいやつだった。
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