妹なんていらない
「ほんと、お前は女に興味がないな。




………まさかとは思うが、そっち系の趣味はないよな?」



「アホかっ!!!」




なんて事をほざくんだこの金髪不良のサッカー部主将は。

(自分で言っててなんてアンバランスなやつなんだと思ってしまった)



俺だって女子に興味がないわけではない。



そりゃちょっといいなあとか思う女の子だっていたことはいた。



だが、それはあくまでかわいい女の子。



恋愛感情とか、それとはなんか違うものだった気がする。



言うなれば、高嶺の花、というか憧れに近い感じだったと思う。




「おっと、そろそろ部活の時間だ。

じゃあな、純一」




そう言って勇人は足早に教室を出ていった。
< 114 / 317 >

この作品をシェア

pagetop