先生なんかじゃない



一緒にいたらさ、それは当然好きになっちゃうよね。

私なんて、そうじゃなくても、限られた時間だけでも

近づかれるだけで、ドキドキが止まんなくなるんだもん。



「でさ〜、告白して、もしかしてフラれたとするでしょ?そしたらこれから気ますいじゃん」


「う、ん…。でも梶尾くんなら、またすぐ友達に戻れるんじゃないかな。そんな感じしない?」


「まぁね〜。あいつたしかに軽々しいからさ。すぐ誰とでも仲良くなれるタイプだし…大丈夫だよね!」



そう、それで簡単に仲良くなれたうちの一人が私だよね。

べつに特別だったわけでもない。

誰にでもやることなんだ。



「あー、でも彩夏ちゃんはやっぱり大人だから頼りになるわー。うちら高校生とは全然違う。ありがと!」


「いえいえ…」



高校生とは違う…

私は、先生。



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