きみ
「嫌だよ」

「お願い」

「わかった。明日多分友達と歌ってるから、その時聞いて!」

「うん。わかった。何か明日学校で気間付くない?」

「気間付くないでしょ別に」

「そうかなぁ?」

「うん。そうだよ。じゃぁねぇ!」

「うん。又明日」

そぅ言って電話を切った。


次の日の学校

学校に着いてから気づいた。

(やば!あいつと席隣だ)

ま、大丈夫か。


私の学校は、二回目の学校行事を控えていた。

もちろん。行動班の班もあいつと一緒。

って言っても、後2日後なんだけどね!

総合の時間は、校外学習で行く、横浜のことを調べている。

私の席の周りにいる子は口々に言う。
矢田の好きな人は絶対、とゆみだって。

って。だから調べ物をする時も皆、私と矢田を輪の中に入れないようにしてた。

(いい迷惑だよ。)

と思っていた。
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