出会う確率の方程式
ユウヤはあたしの前に立つと、拳を振り上げた。

「さよなら…イブ」


あたしは、目をつぶった。

だけど、逃げなかった。

(もう駄目!)

死ぬだろうとも思った。

だけど、あたしを守ってくれたメグのことを思ったら…

少しは強くなれた。

それに、今逃げたら...あたしは一生後悔する。

多分....生まれ変わっても.....。


「大丈夫....」

そんなあたしに、優しい声が聞こえてきた。
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