幸せでした・・・
そういうと去ってた。


あたしのために・・・なんにも知らないあかの他人が泣いてくれた。


あたし・・・うれしいなぁ・・・。


女の子が言った"元気だしてね"が離れない。


そして2時間くらい泣いていた。


あたりは真っ暗。


歩きたくても歩けない。


しかたないな・・・。


お母さんを呼ぼう。


携帯を取り出したけど、手が思うように動かなくてなかなか発信を押せない。


そしてやっとのおもいで押せた。


プルルルル プルルルル


ガチャ


『もしもし!!舞どこにいるの!?』


「公園だよ・・・。歩けないの・・・来て・・・。」


『!?・・・待ってなさいよ。』


あたしが返事をする前に切られた。


何分か分からないけどね・・・ボーっとしてた。


「舞~~~!!!行くわよ!!!」


「うん。」


そして車に乗った。


車から見る景色はきれいだった・・・。


あたしはこんなことを話し出した。


「お母さんだったら・・・どうする??」


「うん?」
< 83 / 116 >

この作品をシェア

pagetop