粛清者-新撰組暗殺録-
「そうか…」

永倉は能面のような無表情のまま総司に背を向けた。

残り少ない命を必死に燃やし続ける総司。

彼に何を思ったのか…。

「新撰組一番隊、二番隊、これより壬生屯所に帰投する。俺に続け」








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