冬物語


あたしを体から離すと、あたしの顔をじっと見る。




目が赤かった。






「綺魅。」





名前を呼ばれ、あたしは目を逸らせなかった。











「ずっとお前のこと、


















「レイ!」















なんてタイミングだろう。





ドラマじゃあるまいし。




声のした方を見ると、羽田さんが息切れをして校門を出たところで立っていた。




< 137 / 186 >

この作品をシェア

pagetop