冬物語
「そっか・・・わかった!まかして!」
「協力するわ!」
ナミちゃんもカナエちゃんも笑顔で頷いてくれた。
【ありがとう】
ノートにそう書いて2人に見せた。
「そんなん当たり前やんか。」
「ってか、ユイと一緒に帰るってことは、サッカー部のマネ?」
カナエちゃんが聞いてきて、それに頷くと、
「すごいなー!伝える方法はいくらでもあるよな。」
「応援しとるで頑張って!」
それを聞いて泣きそうになった。
こんなに親切な子たちもいるんだな、って。
「ナミとカナエは中学んときからバスケやっとるんやに。」
あ、だから身長2人とも高いんだ。
納得。
そして、あたしたちはハルとソウが来るまで色々話した。
ユイたちは幼稚園からずっと一緒だってことや、小学1年生のときからほとんどクラスが一緒なこと。
「まぁ、人数が少ないで2クラスしかなかったんやけどな。」
笑いながら話してくれた。
ハルやソウのことも二人は知っていた。
「ハル、うるさいやろー?笑」
あたしはそれに苦笑いした。
「でも、ハルがおらんとクラスの雰囲気が重たいで、あれはあれでいい奴なんやけどな~。笑」
「ソウもそれわかっとって一緒におるで、ほんといいコンビやと思うよ。笑」
あたしはうなずいたり笑ったりして、楽しかった。
「おーーい!」
振り返ると、自転車に乗ったハルとソウがこっちに向かってきた。