あなたは講師
「おはよう!りな」

「あっ、稚葉おはよう」





あの日から私は拓馬と付き合う事になった。
稚葉にはまだ伝えていない。

「稚葉、話しあるっ!」

「…あっ!うん?」

「拓馬と付き合う事になった…だから.「きゃー!おめでとう!良かったぁ…りな悩んでるみたいだったから」」

私の言葉を遮る程喜んだと思ったら、後に声を小さくして呟いた。



それから私はあの人の事を稚葉に話した。
忘れられなかったと、だから悩んでいたと素直に言った。

「でも今は拓馬が一番なんでしょ?」

「うん、まぁ…」

照れんな、と頭を叩かれ叩き返して…と稚葉と久々にふざけていた。

「今日カラオケ行く人〜!」

廊下の向こうで叫んでる麻奈に二人で駆け寄った。

「「行く〜!!」」

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