空の少女と海の少年

◇闇に捕らわれて



──色とりどりの花が咲き乱れる花畑
穏やかに時が流れる空間
ここは神々の住む世界¨楽園¨

奥にある大きなお屋敷の中では
7人の男女がテーブルを
囲んで席に座っていた


『サラ。これはどういう事ですか。』

『……すまない。』


氷神ユラは俯いて座っている
雷神サラを睨むがサラは謝るばかり
それに対してユラはキレた


『謝ってすむ問題ではないんですよ!何故すぐに殺さなかったのですか!そのせいで春様は……。」

『ユラ落ち着いて。春様のことはサラのせいではないわ。』


水色の長い髪に青い瞳の女性
水神セラが穏やかに微笑むと
金髪に金色の瞳の少年
光神キラが同意するように頷いた


_
< 165 / 652 >

この作品をシェア

pagetop