空の少女と海の少年


──全てをお話しします。姫、王子。

奈々と陸は春を見る


「「……姫。」」


そのまま海斗を見る


「「……王子。」」


そして顔を見合わせると数秒の沈黙


「「……まじかよっ!」」

『まじです。春様は¨空の姫¨海斗様は¨海の王子¨でございます。』


春と海斗は口をポカンと
開けたまま固まっている

当たり前だ
いきなり姫とか王子とか言われて
「ですよね〜。」
ってなったら
重度のナルシストだ
信じられる訳ない

我を取り戻した海斗は
頬をつねり始めた


「……いてえ。」

『海斗様、現実から逃げないでください。』


春も我を取り戻すと
呑気にお茶を飲み始めた


「春は姫かあ〜。やっぱオーラが違うよね〜。」

『春〜っ!そうよっ春は私の姫な『¨空¨の姫です。後、オーラは関係ありません。』


ユラの冷静なツッコミに
春とサラはふてくされると
またお茶を飲んだ


つか、お茶飲みすぎだろ


奈々と陸は心の中で思った


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