空の少女と海の少年


「一年後が楽しみだな。」

「うん!」


和やかな雰囲気に
思わずみんな笑顔になる

……いや1人だけ笑顔が消えていた


『私の春に触るなー!離れろ無礼者っ!』

「俺、春の彼氏だし。」


ニヤリと笑って抱き寄せると
春は真っ赤になる

その光景にサラは歯を食いしばる


『許さんっ!誰が貴様なんぞに春を渡すかあー!はーなーれーろっ!』

「やだね。」


余裕な笑みを浮かべる海斗に
サラは雷を落としてやりたくなるが
そんな事したら春にまで
当たってしまう……

そんな海斗とサラを放置して
3人はお茶を飲みながら
窓の外の嵐を眺めていた


「雷が鳴ってるな。」

「今日は洗濯物干せないわね。」

『仕方ないですね……。』


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