空の少女と海の少年
『「──すいませんでした。」』
数分後に春達が見た光景は
ユラに土下座する海斗とサラの姿だった
何があったのかは……秘密
『さて、本題に戻りましょう。もうひとつ伝える事があります。』
「まだあるの……ですか?」
思わず奈々が敬語で聞くと
ユラはにこりと笑った
『奈々は気神、陸は炎神です。』
「「………。」」
神だと言われた2人は顔を見合わせた
いきなりの「お前は神」宣言
びっくりするに決まってる
「俺達の親も神だったのか?」
『お前らは先代の炎神や気神そのものだ。』
「「……は?」」
目が点になる2人を見て
ユラは溜め息をついた
『サラは黙ってて下さい。2人は¨神の生まれ変わり¨と言えば分かりますか?』
「じゃあ……私達は前世でリールに殺されたから生まれ変わり、今ここにいる。で合ってる?」
『さすがです。奈々は前世でも頭が良かったですから。……そこの馬鹿と違い。』
ユラの視線の先には
必死で理解しようとしたけど
やっぱ無理。奈々に任せるわ
と海斗に言い残して眠る陸の姿
「………。」
どうせ起こしても理解できないだろう
と奈々は怒りを静め
放置する事を決めた
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