空の少女と海の少年


「でも、花粉がまかれたなら玲も痺れるんじゃない?」

「花が一斉に花粉を出した時、玲は優の岩の檻に閉じこめられてたでしょー?だから自分は花粉を吸わずに済んだってこと!」

「じゃあ…わざと岩の檻に閉じ込められた……?」


奈々は優と一緒に歩いてくる玲を見る
笑顔で蘭に抱き付いた玲は
どこから見てもただの子供


「玲と蘭は天才だよ。戦闘センスも、勉強も、全てにおいて頂点に立てる。……けど、それがいい事とは限らない。」

「………。」


ポツリと呟いた由紀を
海斗は無言で見て玲と蘭を見た

とんでもない頭脳を
持って生まれた¨天才¨を


「「教室戻ろうよーっ!」」

「……帰ろうか。」

「ああ。」


2人がみんなの元へ行くと
S組は教室に戻った


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