空の少女と海の少年
「あっ!由紀ーっ優ーっ!」
春は応援席に2人の姿を
見つけると手を振った
由紀は次の競技に出場するようで
待機場に移動するところだった
「橋本は玉入れかー。あれ楽しいよな。」
「……常識的な考えはここでは通用しないよ。」
「「……え?」」
ボソッと呟いて去っていく由紀の背中を
見つめていると優の笑い声がした
「クスクス。まあ競技を見れば分かりますよ。ここに座って応援しましょう。」
「……あ、うん…。」
「……常識じゃねえ…。」
春と陸は応援席……
の上に設置された高台を見る
優の座っているのはソファー
テーブルには果物やお菓子や飲み物
日を避けるための屋根までついていた
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