空の少女と海の少年


「海斗君はもしかして¨凍世界¨使ってます?」

「暑いからな。丁度いい気温に調節してるぜ。」

「……俺暑い「着いたわよ。」


陸の言葉を遮った奈々が指差した
先には洞窟の入口があった

中は真っ暗で何も見えないし
どこまで続いているのかも分からない


「ん?ふむふむ、なる程ねっ!じゃあまた今度遊ぼうねっ!ばいばーいっ!」


春が降りると熊は森の中に消えていった
状況が分からない3人に春は説明した


「¨この洞窟には近寄っちゃいけないってお母さんに言われてるから僕は帰るね。¨だってー。」

「近寄っちゃいけない……。何かが住んでるのかしら?」

「まあいい。とりあえず行こう。」


海斗はそう言うと両手に光の玉を
出して1つを奈々に渡した

春も光の玉を出し
陸は火の玉を出して
4人は洞窟に入っていった


_
< 343 / 652 >

この作品をシェア

pagetop