空の少女と海の少年


嫌いだもん
苦いし臭いし

魔神様は顔をしかめると
パチンと指を鳴らした
ドアが開いてメイドがくると


『栄養バランスの良い朝食を用意しろ。野菜と魚中心だ。』


って言いやがった
メイドは一礼すると部屋を出て行く

何で野菜と魚中心なの!
って文句をいいたかったけど
そんなのことより……


「……あのめいど…はねとしっぽついてた…?」

『城のメイドの殆どは悪魔だからな。』

「………。」


悪魔……って魔物だよね?
そういえばここずっと夜だ


「……ここってがいこく?」

『ここは魔界だ。闇が支配する魔物達の世界だぞ。』

「……まかい…まもの……。」


魔物は知ってる
危険だからって
外に出るときは能力者の
ボディーガードがついてたから

って……え?
魔神様も魔物?


『どうした。我が怖くなったのか?』

「まものはこわい。けどまじんさまはこわくないよ。」


¨おとーさんだから¨

僕がニッと笑うと魔神様も笑った

それから朝食が来て
魔神様に無理やり食べさせられたけど
以外に野菜と魚は美味しかった

魔神様は
『食わず嫌いだ。』
って言ってた


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