空の少女と海の少年


凄まじい爆発が起こり
夕焼け空には巨大な穴が開いた

2人が高く跳んで穴を抜けると
そこは海の神殿の前だった


待機していた神々は
春と海斗を見て微笑み
ソウは2人に歩み寄った


『お前達の選んだ答えを聞かせてもらおう。』

「……春と海斗は空と海を守るよ。」

「仲間を犠牲にはしない。俺達は全てを守ってみせる。」

『甘いな。そんな簡単にいく訳がないだろう。』


ソウが冷静に言い切ると
春と海斗は唇を噛み締めた後
クスリと微笑んだ


「ま、俺と春だけなら無理だろうな。」

「春と海斗だけならね。」


2人がそう言うと
急に爆発音が鳴り響き
神々が驚いて右手を向いた

突然出来た大穴から
3つの人影が現れると
春と海斗は笑い合った


「……あら、いつから2人だけで戦う事になったのかしら。」

「俺達の事忘れてんだろー?」

「少し遅くなっちゃったね。」


微笑みながら大穴から
出て来たのは奈々と陸と蓮

3人が春と海斗の隣に立ち
5人は神々を見据えた

ソウは眉をひそめ
もう一度、同じ質問をした


『お前達の選んだ答え、言ってみろ。』


5人は挑戦的な笑みを浮かべ
声を揃えて言い切った


「「「「「リールを倒す!」」」」」


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