好きだけじゃダメ?!
「玄関脇の棚の上。」

そう言ってそっぽを向くとすぐにマネージャーさんに電話を掛けた。



数分後マネージャーさんが帰ってくると車は走り出した


完全に頭にきた私は車の中で一言も話さず
着いても車から降りようともしなかった

「いい加減にしようね。」


そう言ってまた抱き上げられ瑛士の部屋へと連行された


部屋に着いたら、勝手に詰め込まれた鞄の中身を出し仕事してささっと帰ろうと思いついた



「おい。」



「・・・・」



「無視?!」




「・・・・」



「へぇ~。良いけどね」



そう言って瑛士はリビングにあるテーブルにコーヒーをコトンっと置いた
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