つま先立ちの恋
「なんでマカロン作ったんだっけ?」
『妹背の君がチョコのかかったマカロンを美味しそうに食べていた、という目撃情報により』
「でも、結局ガセだったんだよね~! フーはチョコのかかったマカロンは食べられるという程度だったんだよぅ!」
「ちなみにその情報はどこから…」
『ジウーチン。』
「えっ? あの、うちの学校のどこかにあるというウワサの?」
「よろず屋に頼んで情報もらったの!」
『憐れ、恋する純情乙女の貴重なお小遣いが…』
「いくら払ったの?!」
「思い出したくないんだってば!!」
ノーッ!と叫びながら頭を抱え込む私。葵ちゃんとパペちゃんは顔を見合わせ、目と目で頷き合った。
『妹背の君がチョコのかかったマカロンを美味しそうに食べていた、という目撃情報により』
「でも、結局ガセだったんだよね~! フーはチョコのかかったマカロンは食べられるという程度だったんだよぅ!」
「ちなみにその情報はどこから…」
『ジウーチン。』
「えっ? あの、うちの学校のどこかにあるというウワサの?」
「よろず屋に頼んで情報もらったの!」
『憐れ、恋する純情乙女の貴重なお小遣いが…』
「いくら払ったの?!」
「思い出したくないんだってば!!」
ノーッ!と叫びながら頭を抱え込む私。葵ちゃんとパペちゃんは顔を見合わせ、目と目で頷き合った。