つま先立ちの恋
滑り込んだ私を包み込むように砂埃が舞い上がる。喧騒が鳴り止み、一瞬の静寂の後、





「…………セーフ!」





「きゃーっっ!!」





気持ちがいいとしか言い様のないその声が、高い秋の空に響き渡った。


< 298 / 468 >

この作品をシェア

pagetop